【新拠点オープン】ANAグループが運営する初のシェアオフィス「ANA WORK CABIN」！
国内では、在宅・オフィス併用のハイブリッドワーク定着と拠点の軽量化志向を背景に、フレキシブルオフィスの需要は緩やか
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オフィス相場情報・再開発情報
品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺・田町エリアでは、都市機能の集積と利便性の向上を目的とした大規模な再開発プロジェクトが進行中です。
直近では、環境に配慮した持続可能な街づくりと、国際的な交流・ビジネス拠点の形成を目指す重要なプロジェクト「高輪ゲートウェイシティ」のまちびらきが行われました。
他にも、品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺駅・田町駅にわたり、大規模な再開発プロジェクトが進んでいます。
今回は、そんな再開発を深堀していきたいと思います！
編集部
各駅ごとに再開発プロジェクトを解説しますので、ぜひチェックしてください♪
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＼この記事はこんな人へおすすめ／
・品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺・田町エリアの再開発について詳しく知りたい方
・品川周辺エリアで新築ビルへの移転をご検討の方
・東京の再開発プロジェクトについて知りたい方
・大型高層ビルの竣工情報を知りたい方
京浜急行電鉄（京急）が品川駅周辺の再開発プロジェクト「京急品川開発プロジェクト」を本格始動しました。
第一弾として「（仮称）品川駅西口地区A地区新築計画」の着工を2025年5月31日に発表しています。
「（仮称）品川駅西口地区A地区新築計画」の建物は、2029年度の開業を予定。
国内最大級のフロア面積を持つオフィスや、都心最大級のコンファレンスルーム、人とモノと技術が交わる交流拠点となる商業施設など「感性を刺激する場と機会の提供」をテーマにまちづくりを推進されます！
編集部
後々はリニア中央新幹線の起点となることも含めた、日本の玄関口としての役割強化を目指しているそうですよ！
参考
当物件には、共同事業者であるトヨタ自動車の「新東京本社」開業を2029年度に予定されています！
＼（仮称）品川駅西口地区A地区新築計画のポイント／
◎環境に配慮した流れるような外観デザイン
◎品川の都市と自然をつなげる照明デザイン
◎駅と森をつなぎ、まちの歴史を継承するランドスケープデザイン
◎環境配慮型まちづくり、災害対応、BCP
【物件概要】
計画地：東京都港区高輪三丁目417番31
収容用途：オフィス・商業・ホテル・MICE（コンファレンス、多目的ホール）等
敷地面積：23,584m2
延床面積：311,802m2
規模：地上29階／地下4階
高さ：152m
竣工：2029年予定
先ほどご紹介した「（仮称）品川駅西口地区A地区新築計画」と隣接した位置で進められている再開発プロジェクト。
事務所や店舗、MICE施設や住宅が入るC-1街区と集会場を主要用途としたC-2街区にて構成されています。
C-1街区は地上30階建ての超大型ビルで、竣工は2029年3月を予定されています。
同時に道路や歩行者通路、広場なども整備され、品川駅高輪口周辺が一体的に整備されます。
【物件概要】
所在地：東京都港区高輪3丁目13番の一部ほか
用途：事務所、店舗、MICE/産業支援施設、駐車場等（C-1街区）／集会場（地域交流施設）（C-2街区）
敷地面積：約16,180㎡（C-1街区）／約580㎡（C-2街区）
延床面積：約186,900㎡（C-1街区）／約170㎡（C-2街区）
規模：地上30階・地下2階（C-1街区）／地上1階（C-2街区）
竣工：2029年3月予定
品川駅西口地区B-1地区は「グランドプリンスホテル新高輪」などがある場所の再開発で、西部不動産が進める品川駅西口地区の再開発プロジェクトです。
B-1-2地区とB-1-1地区にて構成されています。
B-1-2地区の主要用途は事務所、商業、ホテル、住宅、MICE施設で、地上31階・地下4階の超大型ビルです。
2032年度の竣工を目指しています。
商業施設を併設したオフィスビルとホテル・住宅にて構成されるビルの2棟が建設されます。
なお、B-1-1地区では、主に公園が整備されます。
【物件概要（B-1-2地区）】
所在地：東京都港区高輪三丁目地内
敷地面積：約27,500㎡
延床面積：約268,000㎡
主要用途：事務所、商業、ホテル、住宅、MICE
規模：地上31階／地下4階
高さ：約140m
竣工：2032年度予定
東京都港区の品川駅街区地区南地区では、事務所・宿泊施設・ビジネス協働支援施設・ビジネス交流施設・駅施設・駐車場などで構成する高層ビルを整備します。
事業者は京浜急行電鉄株式会社です。
南街区（南-a）には2棟の高層ビルが建ち、1棟は地上28階・地下2階、もう1棟は地上9階・地下1階となっています。
参考
2026年3月31日着工予定、2037年3月31日竣工予定となっています。
北街区新築計画の事業者は東日本旅客鉄道株式会社です。
事務所・情報発信施設・テラス・店舗・駅施設などから構成される地上28階、地下3階、塔屋2階の高層ビルとなっています。
参考
2026年3月1日着工予定、2031年3月31日竣工予定となっています。
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JR東日本が推進する都市開発プロジェクトで、約9.5ヘクタールの広大な敷地にオフィス、商業施設、ホテル、住宅、文化施設などを集約した大型複合施設です。
山手線の田町～品川駅間に49年ぶりに誕生した新駅「高輪ゲートウェイ」駅からは直結しており、泉岳寺駅や品川駅からも徒歩圏内となっています。
ポイント
◎THE LINKPILLAR1（ザ・リンクピラー1）
SOUTHとNORTHに分かれた2棟のツインタワー。
オフィス、国際会議場、商業施設などが入居する街の活動拠点となっています。
NORTH・SOUTHともに地上30階・地下3階建ての超高層ビル。
NORTHは商業施設「ニュウマン高輪」、オフィス、保育園などで構成され、SOUTHは「ニュウマン高輪」、コンベンション・カンファレンス、オフィス、ホテル「JWマリオット・ホテル東京」などで構成されています。
◎NEWoMan TAKANAWA（ニュウマン高輪）
ザ・リンクピラー1の低層階には「NEWoMan TAKANAWA（ニュウマン高輪）」が2025年9月にオープン予定！
ルミネ史上最大規模の商業施設となっています！
◎隈研吾氏が設計した高輪ゲートウェイ駅
「高輪ゲートウェイ駅」の駅舎は、建築家・隈研吾氏が設計を担当。
駅の上には膜構造の大屋根が架けられ、街と駅をシームレスにつなげることを目的としています。
▼高輪ゲートウェイシティを詳しく知りたい人はこちらをチェック▼
【再開発】高輪ゲートウェイ駅直結の大型複合開発「高輪ゲートウェイシティ」が街開き！みどころをレポートします
https://www.livex-inc.com/office_and/marketprice/takanawa-gateway-city/
地下5階・地上31階建ての超高層ビルで、2～3階はルミネが運営する商業施設「NEWoMan TAKANAWA MIMURE（ニュウマン高輪 ミムレ）」、そのほかオフィスフロアやクリニック、フィットネスを完備されます。
「毎日を支える、もしもも支える複合棟。」がコンセプトとなっています！
2026年3月末竣工予定です。
【物件概要】
所在地：東京都港区港南２丁目、芝浦4丁目、高輪2丁目
アクセス：JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅徒歩3分、都営浅草線「泉岳寺」駅徒歩2分
規模：地上31階／地下5階／塔屋1階
竣工：2026年3月31日予定
主要用途：事務所、物販店舗、飲食店、フィットネス、クリニック、子育支援施設、地域冷暖房施設、自動車車庫等
階数：地上31階、地下5階、塔屋1階
高さ：166.86m
構造：鉄骨造 一部 鉄筋鉄骨コンクリート造、鉄筋コンクリート造
敷地面積：15,300.61㎡
建築面積：10,837.35㎡
延べ面積：208,456.86㎡
高輪ゲートウェイシティの文化創造棟として開発が進んでいた文化施設の名称は「MoN Takanawa：The Museum of Narratives」で、2026年春に開館予定です。
関内には大小3つの多目的スペースや、約100畳の畳スペースが設けられています。
他にも、屋上庭園や足湯、レストラン、本棚空間などの共用スペースが設けられ、オフィスワーカーから観光客、地元の方も快適に過ごせる空間となります。
隈研吾氏が外装デザインを担当しており、らせん状の外観が美しく特徴的です。
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泉岳寺駅周辺の約8500㎡の敷地に住宅、オフィス、店舗、地下鉄駅施設などが入る大型ビルの建設が進んでいます。
東急不動産株式会社と京浜急行電鉄株式会により構成される、地上30階、地下3階、高さ約145m、延べ面積約112,300㎡の大型複合施設となっています。
編集部
2024年11月1に着工し、2031年度の完成予定となっています！
参考
【泉岳寺駅について】
本プロジェクト建物と直結する泉岳寺駅は、羽田空港へアクセスする京急線と都心部や成田空港ヘアクセスする都営浅草線との接続駅として地域を広くつなぐ役割を担っています。
空港利用での需要はもちろん、周辺ではリニア中央新幹線の開業予定や高輪ゲートウェイシティ開業など、国際交流拠点としての整備が進んでおり、泉岳寺駅の利用者はさらに増えることが予想されています！
JR山手線高輪ゲートウェイ駅・品川駅とのデッキ接続、オープンスペースなどを通しての歩行者ネットワークの形成により、高輪ゲートウェイ駅・品川駅・泉岳寺駅の3つの駅と地域がつながる交通結節点としての機能を持つ計画です。
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ミタマチテラス 外観イメージ
大規模な再開発事業が進んでいる田町・三田エリアに、オフィス・店舗・カンファレンス・インキュベーションオフィス・子育て支援施設・駐車場など多くの要素を含んだオフィスビルが誕生予定となっています。
田町駅前建替プロジェクトとして進んでいましたが、2024年12月に施設名称が「ミタマチテラス」に決定しました！
参考
4階には中央日本土地建物が運営するオープンイノベーションオフィス「SENQ 」の国内8拠点目となる「SENQ田町」を開業。
3階および4階には、ミタマチテラスの入居テナントが利用できる「ワーカーラウンジ」（利用無料）、全 17 室の「ソロルーム」（事前予約・従量課金制）、12 名～90名まで利用可能な 17 部屋の「カンファレンス」（事前予約・従量課金制）などを設ける予定となっています。
▼ミタマチテラスを詳しく知りたい人はこちらをチェック▼
【2025年8月竣工】田町・三田エリア「ミタマチテラス（田町駅前建替プロジェクト）」とは？人と未来を繫げる先進的オフィスビルが誕生！
https://www.livex-inc.com/office_and/tokyo/mitamachi-terrace/
「田町駅西口駅前地区再開発」は、田町駅西口からペデストリアンデッキでつながる「森永プラザビル」の建て替えが中心となる再開発プロジェクトです。
「森永プラザビル」を解体し、事務所・店舗・産業支援施設などで構成される地上24階、地下2階の高層ビルが2029年に竣工予定となっています！
編集部
高さは122m（最高126m）、延べ床面積は98,600㎡の大型ビルに建て替えられる計画です！
着工予定は2025年10月、2029年3月末に竣工予定です。
2023年9月に竣工した田町タワーに隣接しており、田町タワーは都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅と直結しています。
田町タワー 外観
田町駅前西口再開発で一足早く2023年9月に竣工した「田町タワー」。
こちらは、地上29階、地下2階、高さ156ｍ（最高156ｍ）、延べ面積112,372㎡の大型ビルです。
都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅とは直結しており、JR山手線・京浜東北線「田町」駅からも徒歩2分（ペデストリアンデッキで接続）となっており、アクセスも良好です！
ポイント
クリニック、保育所、スポーツジム、レストラン＆ショップ、テナント専用ラウンジ、喫煙室といったオフィスワーカーにとって充実の施設が併設されています。
【物件概要】
住所：東京都港区芝5丁目33番11号
アクセス：JR山手線・京浜東北線「田町」駅 徒歩2分 (ペデストリアンデッキで接続)／都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅 直結
用途：事務所・飲食店舗・診療所・スポーツジム・保育所・駐車場
敷地面積：8,617.93㎡(約2,606.92坪)
延床面積：112,500㎡(約34,031坪)
構造：地上:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)／地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
規模：地上29階／塔屋1階／地下2階
竣工：2023年9月25日
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品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺・田町エリアの再開発計画は、都市機能の集積と利便性向上を目的とした大規模なプロジェクトです。
再開発により、ビジネス・住まい・交通の複合拠点としての役割が強化され、地域の経済活性化も期待されています。
羽田空港へのアクセスのしやすさや、リニア中央新幹線の開業予定など、今後ますます注目が集まるであろう品川～田町エリアへかけての大規模な再開発プロジェクトの動向に目が離せませんね！
再開発プロジェクトに伴い、大型の高層ビルも続々と竣工予定となっています。
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この記事を書いた人
代表取締役 原島雄一郎
1989年からオフィスビルの仲介営業に従事。2004年に株式会社ライヴェックスを創業して以来現役職。2024年3月現在で業歴35年 。
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2022.04.26
